wakayama
和歌山県ナースセンターの取り組み
自然と歴史、癒しと未来が調和する地 ― 和歌山県へようこそ

和歌山県は、紀伊山地を中心に南北に長く広がり、海・山・川の豊かな自然に恵まれています。黒潮の影響を受けた温暖な気候のもと、みかんの収穫量は全国トップクラス。梅の名産地としても知られ、山・海の幸ともに四季折々の味覚が楽しめます。
弘法大師・空海が開いた真言宗の聖地「高野山」、古代より多くの人々が祈りを捧げてきた熊野本宮大社・速玉大社・那智大社を結ぶ「熊野古道」は、世界遺産に登録されており、心と身体を癒す旅路として国内外から注目を集めています。
県内には、白浜温泉や勝浦温泉など、泉質豊富でオーシャンビュー、グルメが楽しめる温泉地が点在。日々の疲れを癒し、心身ともにリフレッシュできる環境が整っています。そして紀南地域では、日本初の民間小型ロケット発射場「スペースポート紀伊」が誕生し、宇宙への夢が広がる新たな挑戦も始まっています。自然の中でのレジャー、歴史と文化に触れる、心と体を癒す温泉、そして未来を感じる体験までぜひ一度、和歌山の地を訪れてみてください。

和歌山県ナースセンターでは

和歌山県ナースセンターは、県からの委託を受けて和歌山県看護協会が運営し、看護職の人材確保・復職支援・離職防止・看護の質の向上を目的に、幅広い支援活動を展開しています。ハローワーク和歌山・田辺、海南市の看護協会内ナースセンター、そしてオンライン相談を通じて、進学・復職・転職・メンタルヘルスなど、看護職の皆さまの多様なニーズに寄り添った相談支援を行っています。令和6年度には、1日だけの臨時雇用から正規雇用まで、115件の就業実績を成し、地域医療を支える人材の確保に貢献しました。また、県行政・医療機関・看護専門学校と連携し、小学生向けのジュニアナーシングスクール、中学生への出前授業、高校生対象のふれあい看護体験などを通じて、看護の魅力を発信し、未来の看護職のきっかけづくりにも力を注いでいます。地域に住む看護職がその土地で働き、地域住民や患者さんの健康を守り支えることができるよう、これからも県行政や関係機関と連携しながら事業を推進していきます。