大阪府は、西日本の中心的都市です。都市部では、高層ビルが立ち並び近代的ですが、郊外では古墳など歴史的建造物があり、古くからの文化を感じる景観があります。ユニバーサルスタジオジャパンや大阪城、道頓堀などはただの観光名所というだけでなく、五感で楽しめる”体験型の街”としての奥深さがあります。また、世界三大墳墓のひとつである仁徳天皇陵(大仙陵古墳)は、2019年に「百舌鳥・古市古墳群」として世界遺産に登録されており、歴史を感じることができます。「食い倒れの街」としても親しまれ、恵まれた海の幸や山の幸を使った料理だけでなく、串カツやたこ焼きなど安くておいしいグルメを求めて多くの観光客が訪れます。そして、「大阪人が2人よれば漫才になる」と言われるほど、大阪人には欠かせない「笑い」の文化が根づいています。食・文化・観光と訪れる人を楽しませる笑顔と元気あふれる街・大阪です。
大阪といえば高層ビルや商業施設が多くあり、賑やかな都会のイメージがありますが、大阪市内から電車で30分も行けば、山や海、田園風景に囲まれた郊外となります。交通網の発達した大阪市内とは違い、移動にも車が必要で、高齢化率が40%以上となるところもあり、都市部とは違った課題もあります。都会らしい側面と田舎としての側面の両側面の両方を併せ持つ多様性のある街でもあります。
大阪府ナースセンターは、大阪府看護協会が大阪府から指定を受けて運営しています。看護職のみなさまが安心して働けるよう、「無料職業紹介」「定着支援」「復職支援」「進学相談」事業を行っています。復職支援ではコース別の研修で保育園看護師や学校看護師など病院以外の職場も視野に入れたコース別研修を行っています。「技術演習」も豊富で、毎年50%以上修了者が就職につながっています。就業支援としての大きなイベントは、ハローワークと共催した「就職相談会」を大阪府内7つの医療圏で開催しています。2025年度は、南河内地区の人材確保を目的に、通勤圏内の求職者を広く集めるため、「あべのハルカス」での開催を企画しました。2024年度の「就職相談会」への参加施設は145施設、求職者の来場者数は、210名、就業者は23名でした。また、大阪は多くのイベントがあります。関西・大阪万博の救護所の看護師やその他のイベントの救護などへの人材確保にも取り組んでいます。潜在看護職だけでなく、看護学生への支援も行っており、看護職としてのキャリアや就活支援、「eナースセンター」の登録促進なども積極的に行っています。「もう一度看護師として働いてみたい」そんな気持ちを、大阪府ナースセンターは全力で応援します。
南河内地区とは南大阪―大阪府の南部、奈良県境の東側部分で、大阪の都心、天王寺からはJR線と近鉄南大阪線、難波からは南海高野線でアクセス可能です。緑豊かで、歴史が深く、とはいえ田舎でもなく便利な南河内地区はとても暮らしやすく住むのにもいい地域です。医療面では、300床以上の一般病院が3施設と中小規模病院23施設間の情報共有や協力体制が整備されています。複数施設と行政・消防などが協力しての災害訓練にも取り組み地域全体で安心・安全な医療環境を整えています。
歴史や文化の魅力ある奈良や和歌山にも1時間前後でアクセスでき、休日はハイキングや登山、自然散策など楽しめるところがたくさんあり、ユニバーサルスタジオジャパンへも気軽に行くことができます。仕事終わりには、あべのハルカスでちょっと食事も。
「自然に囲まれながら、地域医療に貢献したい」そんなあなたを待っています。
豊かな自然に囲まれて、ゆっくりと生活の場として障害を持つ利用者の「暮らし」に寄り添う看護を大切にしています。療養を中心とし、医療技術もじっくりと時間をかけて習得できます。利用者ひとり一人と丁寧に向き合いながら、看護師自身も子育てや介護など、それぞれのライフスタイルに合わせた働き方に寄り添ってもらっての看護が行えます。四季折々の風を感じながら、自分らしい看護とのライフスタイルと看護を見つめ直してみませんか。
