okinawa
沖縄県ナースセンターの取り組み
沖縄県の魅力
広大な海洋島しょ圏沖縄

沖縄県は、東西約1,000km、南北400kmに及ぶ海域に54の指定離島を含めた多数の島々が点在する、広大な海洋島しょ圏です。本島北部には世界自然遺産に指定された「やんばる」、本島中部は多国籍・アメリカ文化の融合した嘉手納や北谷、サンセットが美しい西海岸。本島南部は那覇空港や復元を目指す首里城があり、地域によって個性があります。

ゆいまーる息づく離島

沖縄には38の有人離島があり、主に慶良間諸島や久米島などの本島周辺離島、宮古島・伊良部島・池間島などの宮古諸島、石垣島・竹富島・西表島・与那国島などの八重山諸島などに分かれます。美しいエメラルドグリーンの海やマングローブ林の手つかずの自然。赤瓦の家屋や石垣のある昔ながらの集落。各島独自の方言や年中行事があり、音楽や踊り・祈りの文化が生活に根付いています。島人(しまんちゅ)の絆が強く、助け合いの精神「ゆいまーる」が今も息づいています。

沖縄県ナースセンター紹介
看護職の働くを支えるナースセンター

沖縄県ナースセンターは、沖縄県より委託を受け沖縄県看護協会が運営しています。主な事業は就労促進(無料職業紹介)、再就職支援、働き続けられる環境改善支援、離島へき地の保健師支援、そして看護の心普及促進等です。沖縄県ナースセンターは花ブロックの外観が南国沖縄の青空に映える看護協会研修センターの1階にあります。

自宅に居ながらできるオンライン就業相談

常勤・非常勤、臨時やスポット、病院・施設・訪問看護、その他領域は問わず、看護の資格を活かした仕事をお探しの方を支援しています。県内5か所のハローワークと連携した就業相談、合同就職相談会等も行っています。また、オンライン就業相談も開設、遠方にお住まいの方、子育てや介護等で時間確保が困難な方等でも就業相談できるように整えました。

体験を取り入れた再就職支援研修

離職期間が長い、異なった領域に転職する等、就職に対して不安を持つ看護職のための再就職支援研修を実施しています。技術トレーニングやセミナーに加え、就職希望の多い訪問看護は見学型研修も企画しています。見学施設は受講者の希望も取り入れ調整しています。

島時間が流れる離島生活を満喫
子育ても仕事も充実!

夫の転勤をきっかけに沖縄本島から離島に転居した保健師です。始めは子育てに専念していましたが、現在は村役場の保健師として働いています。通勤時間5分、お昼休憩時間に自宅に戻って子どものおやつ作り、休日はケラマブルーの海で自然に親しむ等、仕事をしながら子どもとの時間を楽しんでいます。全校生徒30人の小学校はひとり一人に目が届く環境、学童保育ではなく、島民に見守られてのびのび過ごす子供たち。全島民数は約700名、信頼関係も築きやすく、仕事もプライベートもとても充実しています。子育ても仕事も楽しみたい方、離島の環境はピッタリですよ。

貴重な体験ができる離島生活

沖縄本島から船で2時間の離島「粟国島」の介護施設で働く看護師です。「一度は沖縄の離島に住んでみたい」と軽い気持ちで離島生活がスタートしました。今回は「あなたにまた来てほしい」の言葉で2度目の就職です。島には病院がないため臨機応変な対応が求められますが、診療所や職員と連携を取りながらの仕事はやりがいがあります。地平線から昇る朝日、月と星の輝き、島バナナやスターフルーツなど珍しい果物をおすそ分けする仲間に癒されています。出航時に流れるBEGINの「島んちゅの宝」と汽笛で、誰かが島を出るのだと語る島民。貴重な体験ができる離島生活もお勧めです。

へき地の暮らしを支える訪問看護

母の在宅看取りをきっかけに、訪問看護に携わることになった手術場勤務歴30年の看護師です。医療資源が乏しい地域こそ訪問看護が必要だと考え、姉妹3人で縁もゆかりもない沖縄本島北部(大宜味村喜如嘉)に古民家を借用し「訪問看護ステーションおしん」を立ち上げました。世界自然遺産「やんばる」の自然に癒され、住民からの「ありがとう」の言葉に励まされながら訪問看護師として働き、週に1回は、急性期病院の手術室看護を掛け持ちしています。これまでの経験も継続し、へき地の暮らしを支える訪問看護も実践していています。新しい働き方を一緒に如何ですか?