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青森県ナースセンターの取り組み
青森県ナースセンターの取り組み
「働きたい」「続けたい」「また戻りたい」を応援します!

青森県ナースセンターは看護職の皆様が、自分らしく働き続けられるよう「復職支援事業」「無料職業紹介事業」「訪問看護推進事業」「働き続けられる環境づくり」「看護の心普及・啓発事業」の5つの事業を通してサポートをしています。さらに、県内6カ所のハローワークでの移動相談や病院・施設への訪問等を通じて、地域の看護職の声に耳を傾け、必要な情報や支援をお届けしています。

応援看護職「青森ともナース」
地域で共に生きる、地域を共に創る、地域で共に笑顔に!

青森県における地域の看護職確保・定着に向けて、令和5年度より地域に必要な看護職確保推進事業「青森ともナース」による地域偏在圏域施設への短期就労支援を開始しています。潜在看護職等より募集し、登録してもらうシステムを構築し、下北圏域の「国民健康保険大間病院」と「一部事務組合下北医療センターむつリハビリテーション病院」の2つの病院より、応援求人希望があり2名の応援看護職が短期就労しました。
「青森ともナース」の『とも』は、看護職が地域共生社会に貢献するために、地域の人々や他職種と友となり歩んでいくことを表しています。『とも』は友だち・伴走・共生を意味します。あなたも「青森ともナース」に応募してみませんか。

【求人施設の声】 むつリハビリテーション病院看護部長

むつ湾と釜臥山を眺めることができる閑静な場所にある、療養型80床の下北唯一の慢性期病院です。病棟勤務看護職18名の当院に、令和7年1月から3月まで、応援をいただきました。少人数で、施設基準維持のための人材確保と、有給休暇5日取得が課題となっていた年度末、正に救世主となり、大変助かりました。初めて応援看護師を迎えましたが、自然にスタッフに溶け込み、経験値に基づいた業務内容は、以前から一緒に仕事をしてきた仲間のようでした。おかげさまで、施設基準は余裕でクリアし、スタッフ全員が有給休暇を取得することができました。今後も活用し、地域医療に貢献していきたいです。
この制度が定着し、地元で補完出来るまでに登録者が増えることを期待しています。

【応援看護師の声】 国保大間病院へ短期就労した Aさん(61歳)

○青森ともナースへ登録されたきっかけは?
30代より関東で勤務していましたが、働く中でどこの県でも看護師が足りないのを肌で感じていました。青森県は特に人口が少ないので、以前から60歳になったら青森に戻り地元に貢献したいと思っていました。帰省後、青森市内で就職活動をしていましたが、ちょうど大間病院への地域応援看護職のお話を聞き、関東での応援ナースの経験を活かし働いてみたいと思い応募しました。

 

○5か月間大間病院で働いてみた感想は?
新しい職場環境の中で仕事をすることは、とても緊張し大変でしたが、大間病院は看護職の皆さんが患者さんの話をよく聞き一人一人に向き合う姿勢がすばらしく、それは職員同士でも同じでした。自分が忘れていた看護の心を思い出させてくれ、自分もこうありたいと改めて思いました。地域に根差した病院で働けることに感謝し、これからも慣れ親しんだ青森で、年齢を重ねても看護職として自分にできることをやっていきたいと思います。

下北半島の魅力
1. 圧倒的な自然の魅力

下北半島は、“まるごとパワースポット”と呼ばれるほど大自然に恵まれた場所。日本三大霊場のひとつ「恐山」や、奇岩が連なる秘境「仏ヶ浦」、津軽海峡を挟んで函館が見渡せる「大間崎」、下北ジオパークのダイナミックな海岸線等、四季折々に表情を変える絶景スポットもたくさんあり、見どころも豊富です。

2.歴史と文化の深み

「まさかり」の形をした下北半島には、古くから人々が祈りを捧げてきた歴史が息づいています。恐山の静寂と霊気が漂う霊場での神秘の世界へ足を踏み入れる体験や、北前船で栄えた港町の風情、寒立馬(かんだちめ)と呼ばれる馬がたたずむ景観など、ここでしか出会えない文化が満載です。

食と癒しの時間

下北半島は“食の宝庫”。全国的にも名高い大間のまぐろはもちろん、1億5千万年前のジュラ紀地層からの湧水を使った地酒造りや、段丘地形を生かした牧畜も行われており、下北地域外には滅多に出回ることのない特産品もあります。新鮮な海の幸や山の恵みを活かした豪快な漁師料理、地元ならではの郷土料理等を味わうことができます。また、下風呂温泉や薬研温泉など、歴史ある名湯に浸ることで、疲れも癒されるでしょう。