石川県では古くから、「弁当忘れても、傘忘れるな」という言葉があるように雨や雪が多い地域として知られています。石川県の玄関口である金沢駅では、金沢の伝統芸能である能楽・加賀宝生で使われる鼓(つづみ)をイメージした鼓門がお出迎え。日本三名園である「兼六園」、江戸時代の町並みが残る「ひがし茶屋街」、現代アートに気軽に触れられる「金沢21世紀美術館」、2022年に開館した「石川県立図書館」では百万石ビブリオバウムと呼ばれる美しいデザインの建築や豊富な蔵書に時間を忘れて一日中過ごすことができます。少し足を延ばすと、加賀温泉郷や、豊かな自然と素朴な伝統文化が残る能登半島があります。輪島塗や珠洲焼などの伝統工芸が息づいており、職人技に触れることができます。


能登北部地域(奥能登)は、豊かな自然、歴史ある伝統文化、そして新鮮な海の幸に恵まれた魅力的なエリアです。2024年の能登半島地震・奥能登豪雨からの復興は現在「道半ば」の状況であり、多くの課題が残されています。能登の魅力ある豊かな自然や文化を次世代に継承していくための長期的な取り組みが続けられています。
令和6年1月1日に発生した能登半島地震からの復旧・復興を支援するために県内外から多くの看護職の皆様に応募していただきました。「能登を助けたい・能登の力になりたい」という方に就業いただき短期・長期にわたり能登地区の病院や福祉施設を支えていただきました。心より感謝申し上げます。
現在でも、震災の大きな影響を受けながらも住民の方々が懸命に生活再建に取り組んでいます。
能登の地であなたの看護師としての経験を活かしませんか?
石川県看護協会は、能登半島地震からの復興を支えるため現地で勤務してくださる看護師の募集を継続しています。

令和7年9月末の時点で、238名の応募がありそのうち25人が就業しました。宿泊は病室もしくはアパートや官舎など慣れない環境でした。また、被災した看護職は半壊の自宅や仮設住宅に住んでいる方も多数おり頑張っています。現在の募集施設は9施設であり、そのうち病院は3施設、その他は介護医療院や特別養護老人ホームなどです。
※石川県看護協会ホームページをご覧ください。

私は、今まで大阪で看護師として働いてきました。
しかし、石川県の金沢市が好きで金沢市で働こうかと思い、石川県の看護協会のホームページを拝見しました。
その時に能登プロジェクトという存在を知り、祖父母が能登出身であることにも縁を感じ被災地である能登で自分にも何かお手伝いできないかと思ったことと、内容にも非常に興味があり応募しました。
ナースセンターのサポートもあり不安も何もなく、病院見学と面接を受けることができました。
能登プロジェクトの魅力としては、1年間という期限限定での就職であること、また兼業農家にも興味があり、農業をしながら看護師をして今後は生活をしていきたいとも考えているので、自然がたくさんある珠洲市ならそんな道もあるのかな?と考えられるところです。
病院のスタッフさんも丁寧に業務内容を教えてくださり、非常に働きやすい職場です。
まだまだスタッフが足りない状況が続いているみたいなので、都会の喧騒から離れて北陸での田舎暮らしに興味を持たれた人はぜひナースセンターに問い合わせをしてみてください。